“寄生獣”という日本映画が昨年末に公開されましたが、以前の当ブログでも触れた“軍師官兵衛”と同様に、兵庫県姫路市での撮影シーンが劇中にあるそうです。
何せ姫路城がありますからね、そりゃ画になる訳で、姫路城内で撮影された映画やドラマは、007等の外国物も含め、数多く存在するんです。
で、それらの作品リストもネットで簡単に検索できてしまうのですが、
甘いです。
全然知られていない、あるいはリストに載せずらい、不遇な作品も実はあったりするのです…(-_-#)
まずひとつ目、
プロレスラー、ミル・マスカラスが日本のプロレス団体に呼ばれ、地方巡業で姫路に来た際、城を見学し、そのついでに自分が監督・主演をする映画の一場面に使っちゃおうと、急遽アクションシーンの撮影をして帰って行ったというエピソードを持つ、タイトル等のデータが一切不明!?のメキシコ映画。
この作品もリストに追加しなければいけません。
もちろんC級です。
もちろん観てません。
ほんとにあるのか若干不安です(-_-#)(-_-#)
そしてふたつ目、これはちゃんと確認してます。
ちょっと恥ずかしいんですが、まずはタイトルを…
いや、やっぱりハズいなぁ…
えい!
“痴漢本番生録旅行”
(1983年 新東宝)
監督
稲尾 実
出演
風 かおる、たかとりあみ、星野まゆみ、あおい 恵、田口あゆみ、成田 誠、中山光男、関 成太郎
螢 雪次朗! たこ八郎!
もちろんポルノです。
も、もちろん観てません。
ほんとです💦
映画やドラマの名バイプレイヤー、螢氏が出てたりしますが、まだブレイクする前ですからね、生活の為の出演だったんでしょう。
螢氏はこの映画の後、螢雪次朗一座というコントグループを組んで、しばらくお笑い芸人をやってた時期もありましたねぇ…
人に歴史ありです。
どちらの作品も今では観る事は非常に困難ですが、地方で撮られた映像には、その土地のその時期の貴重な風景が映り込んでいるはずですから、闇に葬り去るにはあまりに惜しい訳なんです。
それが例えどんなジャンルの作品であっても…
まだまだ他にもあるかも知れません。
何とか光を当てて頂きたいものです。
そう言えば、安倍首相は大学卒業後の80年代前半、関西でサラリーマンをやっていて、夜はよく姫路に飲みに来ていたらしいです。
ふたつ目に紹介した映画が丁度この地で撮影されていた頃と被りますね。
全くの余談ですが(笑)