久々にプロレスを観に行って来ました。
これです…
ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ
初代爆破王決定戦・大仁田厚×高山善廣
興味のない方は、残酷ショーの様なイメージを受けるかもしれませんが、もうそんな事は超越しちゃってます。
観客を沸かすという意味では史上最高の試合形式だと思いますね。
これを発案いや、発明した大仁田氏は日本のプロレス界を面白くした最大の功労者ですよ!
選手の体が、爆破装置付きの有刺鉄線に触れる度に火花が散り、爆発音が大音量で響き、煙がモウモウと上がる…。
火柱の高さなんて想像以上でした。
火薬の量も多く、爆発時には一瞬、選手が見えなくなってしまう程です。
これを今回の様な比較的小さい屋内会場でやられたら、その迫力なり臨場感はそりゃもう大変なものです。
1990年、電流爆破マッチが一番最初に行われた大会の時、観客席から「もうやめてくれー!」と叫び声が挙がったのも納得がいきます。
大仁田選手のデスマッチは以前にも一度観た事があります。
もう20年以上前ですが、なぜか兵庫県三田市(大仁田の得意技、サンダーファイヤーと三田ファイヤーを掛けたのか?)で行われたビッグマッチ、
ノーロープ有刺鉄線ファイヤーデスマッチ
大仁田、ターザン後藤×シーク、サブゥー
この時は爆破装置ではなく、火を付けたたいまつが有刺鉄線に巻き付けられました。
ファイヤーデスマッチを初の試みとして開催したせいか、火力が強すぎて炎が空高く上がり、リングの上方に張られていた電線に届きそうになって、みんなヒヤヒヤしたのを覚えています。
選手もそれぞれ火傷を負ってしまったんですが、そんな状態で、試合終了後も最後の最後まで会場内外で暴れまわり、客を沸かせていたプロフェッショナルな選手がひとりいました。
ザ・シーク、その人です。
4人の選手の中で一番火傷が酷く、一番高齢だったにも拘わらずです。
客が少なくなった頃を見計らって、自ら救急車に乗り込んでいったのをしっかり見届けさせて頂きました。
この時の事は忘れられませんねぇ…。
今回の大会には宮根誠司氏も観戦に来ていました。招待なのかな。
宮根氏と言えば、昔まだバリバリの局アナ時代に、関西の某ショッピングモールへ、カエルの被り物を着けてタイムセールの店内案内とかをやりに来てたんですよ。
何てフットワークの軽い人だろうと思いましたね。こんな営業やって局から怒られたりしないのかって(笑)
真面目で固い、アナウンサーのイメージもあったし…。
売れるべくして売れた方なのかも知れません (^^)
他の出場選手の中にも色んな人がいました。
今回唯一の女性レスラーだった上林愛貴選手は、先日コントグループ・東京03の豊本明長氏と婚約。
崔領二選手は、AKB48の“恋するフォーチュンクッキー”のMVに出て踊ってます。
今回、誰もが勝つだろうと予測していた大仁田選手が敗れたのも、次の展開が余計気になると言う効果があり、リピーターの血がまた騒ぎ出す事になりそうです。
王者・高山班と、大仁田班の二班に別れて全国各地で爆破マッチを行うプランがあるかも知れませんね。
邪道プロレス、断固支持します!