日本は世界でも数少ない敬語文化のある国です☝
敬語を使って話す事で瞬時に相手を立てる気持ちが伝えられ、その後の人間関係も円滑に進むというもの…
それは挨拶とて同じです。
先輩や年長者にはまず自分から声を掛け会釈をする…
日本の驚異的な経済発展や治安の良さの裏には、古来から礼儀作法を重んじ、他人を尊重し合う文化・風習が根付いていた事が大いに関係しているに違いないのです👍
のっけから堅い話になりましたが、昨今…自分のまわりを含めてこの“礼儀作法”が軽んじられてきていると感じます😥
まともな敬語も使えず、挨拶も自分の好む者にしか積極的に行わない…
しかも、職場などでその事を繰り返し当人に注意などしようものなら、“コンプライアンス”に抵触するとか何やらで、人権問題コンサルタント(?)の発行する小冊子を熟読するよう上から逆に促されたりもする…💧😵
文化人の中には、敬語が日本のグローバル化への障壁になってる…なんて言う輩も出てくる始末😱
それって自分は面倒だから使わずにいたいってだけじゃないの?
果たしてこの先、日本は一体どうなってしまうのでしょうか…😖
いえね、こんな話をするきっかけになった出来事がつい先日あったんです😔
年末年始、仕事で東京に滞在していたのですが、小生プロレスが好きなもので、休日に年をまたいで2度観戦に出かけたのです😊
会場はどちらも同じ、“新木場1stRING”。
ここはかつて倉庫だった場所を改装してリングを常設しているプロレスファンの“聖地”のひとつなんですが、キャパは300人強程度の超ミニ会場でもあり、両日共満員札止め状態でした。
キャパ2000人のプロレス興行のメッカ、“後楽園ホール”であれば500人入っても、客席はスカスカに見えるんですけどねぇ(笑)
まあでも狭いが故、リングから客席までが非常に近いのは何より魅力で、観やすさこの上ない、何だかクセになってしまいそなスポットではありました✌
年末の観戦時にはメインエベントのタッグマッチに、あの“ダンプ松本”選手が登場!
対戦相手は言わば格下無名の若手選手二人(花月&小林香萌)
集客の為には、ネームバリューのある選手をメインにブッキングするのが常識なのに…である😲
試合が終わり、ダンプがマイクを掴んで観客に叫んだ言葉…
それはちょっとこれまでに聞いた事のない内容だったんです。
「何故この若い2人を呼んだか…
挨拶がしっかり出来る。
早く来て荷物持ちをしてくれたりもした。
それで名前を覚えたんだよ。
(今の世の中)当たり前の事が出来ていない…
だからこれからもこの2人を応援して欲しい!」
そうか、そうだったのか…
え~しかし、ダンプ松本に挨拶しない選手達がいるの~?
と、とても信じられん💧😱
そして、年始に行った別の団体の興行では、メインの前に“大仁田厚”選手の“トークバトル”が行われ、そのお相手には引退して7年が経つ伝説の破天荒ファイター、“松永光弘”氏が長い沈黙を破ってリングに登場!
一般的な知名度はダンプ松本選手ほど無い方かも知れませんが、現役時代から大変なアイデアマンで、今現在行われている数々のハードコアな試合形式や戦法のスタイルを創り出した第一人者はこの松永氏であると言っても過言ではないのです🙌
大仁田氏は客集めには天才的な才能を発揮する方なので、自身の完全引退(10月)の年の第一弾興行に松永氏を引っ張り出したのは流石としか言いようがなく、私の目当ても実はこのトークライブでした。
松永氏自身もこのイベントを楽しみにされていたのだとか😊
松永氏のトークの面白さには以前から定評があり、この日も若干遠慮がちではありましたが、所々で松永節が炸裂👍
まだ40代の若さという事もあって、現役復帰して引退試合の相手になってくれとの大仁田氏からのラブコールもあったりして、観てる私たちも今後の展開にちょっと期待を持ったりしてしまいました😉
それなのに…
団体の大将、大仁田氏が是非にとオファーを出した、この日の興行の目玉である大事なゲストなのにも拘わらず、当日その場にいた主力レスラーたちの中には松永氏に挨拶ひとつしなかった選手がいたそうです😖
ま、またかよ…😩
どんな感情があったとしても、功労者に礼を尽くすのは当然の事なのに…
それが一般常識でしょ!
これで松永氏の現役復帰は100%なくなったと言えます😢
スポーツ選手、格闘家、アスリート、体育会系…
こんな方々に対するイメージさえガタガタと崩れ落ちてしまいそうですわ…もう😢
話が飛躍するかも知れませんが、戦前の日本には現代社会で問題になっている、イジメや引きこもりや家庭内暴力や子供虐待や不登校などは無いに等しかったそうです。
礼儀作法の軽視も含め、こんな世の中になってしまったのは、やはり戦後教育に問題があるのでは…?? と考えてしまう今日この頃なのです…😔