大阪万博から4年も前の1966年、
同じ関西の地で、大規模な博覧会が開催されたんです☝
それが、
“姫路大博覧会”
メイン会場は市街地から遠く離れた、標高約50メートルの“手柄山”というエリア。
手柄山中央公園として再開発されていたこの場所を使い、姫路駅からのアクセスとして、何とモノレールまで開通させて臨んだ、かなり力の入ったイベントだったんです😆
お金かかってますよねー、模型で見ても😲
今では地方博のはしりと言われてます。
パビリオンのひとつとして、古いSF映画に出てくる、宇宙ステーションみたいなカッコいい外観の展望塔が建てられました。
模型の中にもありますね。
左はしのやつです。
このインパクト大のフォルムは、ロサンゼルス空港の旧管制塔をイメージしたものとの事。
で、実はこの塔、今でも残されているんです😱
バーン!
塔の高さは24メートル程ですが、高台に建てられてますので、ここから姫路市の全景がバッチリ見渡せます👀👍
う~、デザイナーが誰だったのか非常に気になる…
博覧会終了後しばらく経ってから、展望フロア部は喫茶店にリニューアルされて復活オープンしました☕🍴
しかもこの展望台…
座席エリアが360°回転するメカを搭載!
そう、言わば、
“回転展望喫茶”
なので~す!!\(^o^)/
テーブルエリアが回転する仕組みになってます👍
一周約14分。
窓からは、色んなスポットが確認出来ます。
ちっちゃく姫路城も見えますよー🏯
メニューもなかなか充実。
開業前年の建設途中の写真が店内に飾られてました。
塔自体は1966年開業ですから、今年で何と50周年!🙌 ウルトラマンと同い年ですね(^_-)
この半世紀、姫路市民憩いのスポットとして大変親しまれてきた訳です😊
ここの場所に思い入れのある者は大変多く、私なども、かつてはデートであったり、心がシュンとした日などにリフレッシュがしたくて、ふいに訪れたりしたものです😂
しかし残念な事に、建物の老朽化が著しいとの理由から、市は昨年春にこの回転展望台の廃止・解体&跡地再整備プランを発表しました…😨
そりゃあ確かに、建物のコンクリート部には所々亀裂があったりで、寄る年波を感じたりはします…
でも、通天閣だって、神戸ポートタワーだって、この回転展望台の何年も前に建設されているんです😳
まだまだ廃止を決めるには早すぎるのでは?
ついそんな風に思ってしまうんですよねぇ…
嗚呼、寂しい…😩
正式には今年中に結論が出るそうです…
ここ以外にも、日本全国に10個所以上は存在するという“回転する”展望喫茶 /レストラン…
いつか全て巡ってみたいものです(^_-)