私、何たって関西人ですからね、
“漫才師”には子供の頃から思い入れがあるんです☝️
もちろんオモロイ漫才師に限りますケド…😉
あれはもう今から何年前になるのかなぁ…
30年近くになりますかね、
“かなめ・ぜんじろう”
っていう漫才コンビを夕方の関西ローカルのバラエティ番組で、何気に見かけたんです。
いやぁ~オモロかった!😆
とにかくネタもトークもメチャクチャ面白かったんです。
もう、一発で大ファンになってしまいました👍
あと、テレビで“ABCお笑い新人グランプリ”という若手芸人が賞争いをする番組を観ていた時の事…
ダウンタウンの影響からか、出演芸人たちがホストの如くスーツをラフに着こなし、ネタ披露時以外はニコりともせずに、やたら気取りまくるという当時の風潮の中で、かなめ・ぜんじろうのコンビだけは、
「はい、どぉ~もぉ~!👏」的な我々の大好物なノリで登場し、何だか安心させてくれた事も凄く印象に残っています😄
それからも色々、テレビ番組等をチェックしていたのですが、なかなかこのコンビを観る機会がなく、ましてやネットも携帯もない時代… 近況すら分からないのが現状でした。
もう顔も忘れかけてた頃、ぜんじろう氏のみがピン芸人としてテレビでの露出が増えだし、あの“上岡龍太郎”氏のお弟子さんである事や、私と同郷の姫路出身だった事などがわかってファン心が再燃したものです😊
あの時期、世間をアッと言わせた、ぜんじろう氏のネタが、
“ビデオ漫才”
簡単に言うと、相方が人間ではなく、“モニターディスプレイ”な訳なんです…笑📺
モニターに映る画像と自身のセリフをシンクロさせて漫才をするという…それまで誰もやった事のない、“新発明”の芸でした。
モニター画面の中の、“ダダ”とかにまでツッコんでたなぁ…円谷怪獣の(笑)😆
今でこそ陣内智則氏やモノマネ芸人のホリ氏などがモニターを使ったネタで人気を博していますが、実は25インチ程の小さなテレビモニターに、
「ええ加減にせぇ!」
ってツッコミを入れてた、ぜんじろう氏がこの芸の先駆者だったのです❇️
その他にも、“ねずみ男”のコスプレをしての漫談とか、いやいや、もうそのオリジナルな芸風を“漫談”とひとくくりに呼んでしまう事に違和感を覚える程、オンリーワンで、マイウェイなパフォーマンスを連発していました😱
挙げ句は、2005年から舞台でロボット相手に漫才やってますからねー、
“ぜんじろう・パペじろう”
の名で。
これだって発想も実行も誰より早かった…👏
ぜんじろう氏に思い入れてしまう、こんな別の理由もあります…
氏は、“明石家さんま”に顔が似てると言われてまして、そうならば自動的に“堺正章”にも似てる事になる訳なんですが笑、それこそ私達の子供時代は堺氏。大人になってからは、さんま氏にテレビで猛烈に笑わせて頂きましたからねー、そのお二人に似ている事で、何とも親しみを感じてしまうワケなのです😊
さんま氏、あるいは紳助氏にも若手の頃から大変気に掛けてもらっていたそうで、それもぜんじろう氏の芸をお二人が認めていたからこその事なんでしょうねぇ、きっと😉
世界各地で開催されているという、“お笑いコンテスト”の類にも1998年頃から、ぜんじろう氏は果敢に挑戦をし続けています✨
今では英語もペラペラになり、一時はアメリカ人と漫才コンビを組んで海外で活動してた事も😲
そして昨年、“バンコク世界コメディー大会”にて見事、優勝!
これって本来、大ニュースなはずなのですが、何分オモロくない芸人でも普通にテレビに出られるこのご時世…
メディアの関心も何とも薄い様ですなぁ~😥
こんな芸人さんって今まで誰ひとりとしていなかったというのに…
そんな“ツボ”だらけのキャリアの持ち主、ぜんじろう氏が先日、“生家ライブ”を開催したんです!
場所は兵庫県龍野市の古民家カフェ、“たつの庵”。
ここは元々ぜんじろう氏の生家。
実際は姫路市ではなく“龍野市”の生まれだったという事を今回初めて知りました。
地元ならではの、気持ちのこもったライブで会場は大爆笑の渦!
ここにはとても書けないデンジャーなネタのオンパレードでしたが(笑)😂
駆けつけた私達の思い出に残る、宝物のようなイベントでしたねぇ…ホントに😊
現在ぜんじろう氏は、“スタンダップ・コメディー”と称し、日本全国で精力的にライブ活動を行っています。
ツイッターなどでスケジュールをチェックして、皆様も是非一度観に行かれてみては如何でしょう😊
今テレビに出ている漫才師とかの多くが、いかに“雑輩”かという事がいみじくも分かるのではないかと思います(笑)😉