世界最長の吊り橋、“明石海峡大橋”。
日毎夜毎、海を挟んだ神戸市垂水と淡路市岩屋にある土台(橋台)から伸びた、ぶっといケーブルの束をビンビンに引っ張り合う事で、通称・明石大橋はあの美しい姿を保っているのです✌
まるでいつも眺めている様な言い方じゃないかって?
ええ、そうです、
私、自慢じゃないですが、この“世界一”を毎日観られる地域に住む、言わばご近所さんなのです!🙋
明石大橋が計画されていると言う話を初めて耳にしたのはいつ頃だっただろう…
30年近く前だったでしょうかね。
そ~んな夢みたいな話…
なんて皆で言い合ってたのですが、気が付いたら工事がどんどん進行していて、その後、たまたま仕事で神戸と淡路島を何度か行き来する機会を得た私は、主塔から橋桁がどんどん淡路方向と神戸方向に延伸していく建設過程を、高速船で真下をくぐる度に仰ぎ見ながら、“世界一”の完成を心待ちにしていたものでした(^^)
そう言えば、神戸側の橋台の近くには、完成までの明石大橋の様子をダイナミックに観られるスポットとして、“舞子タワー”という回転展望塔があったんですよ~。
100メートルを超える、かなり本格的なタワーで、そこからの景色も抜群だったのですが、橋の完成と共にその役割を終え、解体撤去されてしまったのには残念で仕方ありませんでしたねぇ…(T_T)
明石大橋の2本ある主塔の神戸側の方ですが、何とその塔のてっぺんまで上れるツアーが、毎年4月から11月末まで実施されています!
その名も、
“明石海峡大橋ブリッジワールド”
主塔のてっぺんを一般公開しているのは、世界でも、シドニーのハーバーブリッジとこの明石海峡大橋だけなのです!
まずはネットで予約を取り、当日に明石大橋の真横にある橋の科学館前に集合。
参加費は3千円也。
会議室のような所で説明や注意事項を聞き、ヘルメットと無線機を渡され、ワクワク感がめちゃ募っていきます(^_-)
次は科学館ホールに移り、このツアーのラストまでガイドを担当してくれる、実際に橋の建設に携わった方々によるレクチャーで予習も万端。
そしていよいよ橋桁の下部にある海上40メートルの通路を恐々歩いて1キロ先の主塔へと向かいます。所要時間は15分ほど。
は、早く着いてくれぇ~💦😱
主塔に着くと、エレベーターで98階!へ。
約2分で遂に海面からの高さ289メートルの塔頂に!!
↑これはライトアップ用の照明。
ケーブルにたくさん取り付けてあるのですが、橋の科学館に実物が展示されてました。
帰り道は行きとは違う、更に海面がリアルに感じる💦入り組んだ細い通路を歩かされます。
これも、参加者に最後までたっぷり楽しんで貰う為の演出の一環なのです(^_-)
ツアーの締めに、海上プロムナード内のカフェで、配られた割引券を使って腹ごしらえ。
絶景を観ながらの食事は至福のひとときです(^-^)
たこめし丼
たこコロッケ
カフェからの眺め
帰りには塔頂に上った事を証明する認定証と、塔頂で撮った集合写真が貰えます👍(^ー^)
海外でもこのスポットは有名なんでしょうかね。
この日も外国からの取材班やロシア人観光客のグループが来ていました。
誇らしい事です(^ー^)
皆様も、神戸旅行を計画される際には、是非このツアーへの参加を検討されては如何でしょう✨🙆
但し、大雨や強風といった悪天候の際はツアーが急遽中止される事もあるそうなので、どうぞご了解の程を<(_ _)>