“深夜食堂”という漫画がビッグコミックオリジナルで連載されている。
何年か前からはTVドラマ化もされ、もう3シーズン目が先日放送を終えた。
漫画の舞台のモデルは、酒呑みが愛してやまない新宿ゴールデン街。 その場所にある架空の店の設定で物語を創ってある。
日常に疲れた人たちには、グッと心に響く内容であり、またオープニングの主題曲も作品の世界観と非常にマッチしていて凄く良い!
何故か、番組テロップには歌手名も曲名も出て来ないが、“鈴木常吉”の「思ひ出」という、アイルランド民謡に日本語詞をつけた楽曲がその正体。
先日、録り溜めていたドラマ版のビデオを見始め、主題曲が終わりかけた時、その鈴木氏からメールが届いた! そのジャストなタイミングにほんとに驚いたが、前日にHPでCD購入の申込みをしていた事への返信メールだった。コンパクトな個人事務所だから、全部自分でこういった作業をやられているらしい。
その鈴木氏が以前在籍したバンド、“セメントミキサーズ”がイカ天に出て披露した曲がある。そのタイトルは、「ヒ・メ・ジ」。
兵庫県姫路市を題材にして作られた曲で、詩を書いた方の出身地だとの事。当時、私の故郷でもある姫路をタイトルにした曲が存在する事に嬉しくなり、収録されたCDを購入した経緯があったのですが、まさかそのバンドのボーカルをやってた方が、大好きな“深夜食堂”の主題曲を歌っていたとは…。
不思議な縁です。
先月末から公開されている劇場版も早速観に行きましたが、大スクリーンであの世界観を体感した事で、この作品の面白さを再確認出来た気がします。
とにかく小林薫氏がいいんですよねぇ。
ほんとに。
久々にゴールデン街に行きたくなってしまいました。 (^^)