富山県南砺地域は、日本国内での木製バット生産量の60%ものシェアを誇ります✌
元々、バットの素材として最適なトネリコの木がこの地域に多く生えていた事と、それらを使用しての木工業が栄えた事が、バットの生産日本一に成り得た経緯なのだそうです。
その優れた品質の噂は、ベースボールの本番アメリカにも轟き、最盛期には150万本ものバットを、日本国内から輸出していたほど😲
しかしながら、原木の枯渇に伴い、輸入木材に頼っての製造が主となる時代となり、富山のバット製造業も徐々に衰退😥
それでも未だ、南砺市が日本一のバット産地には変わりないのです😄
廃業したバット工房などの倉庫に眠っていた国内外のプロ野球選手の貴重な実使用バットを集め、ミュージアム化して一同に公開している、野球ファンには非常に有難い施設があります。
それが、
“南砺バットミュージアム”
富山駅から電車を乗り継いで1時間ちょっとの、JR福光駅が最寄りの駅になります🚃
駅を出て東町商店街をひたすら歩き、小矢部川を越えたあたりに位置しています。
駅から徒歩10分ほどでしょうか。
館は、お客さんが来てない時は基本的に鍵が掛かって閉められているようですので、その場合は2軒隣りの“嶋や酒店”さんに寄って、見学したい旨伝えれば開けてくれます😊
実はこの酒屋さんのご主人がミュージアムの館長をされていて、元々はご主人の趣味で集めた物を一般公開しているのだそうです。
では館内を写真で少しご紹介☝
JR福光駅に着いたら…
改札を出て正面の東町商店街を進み…
小矢部川を越えて…
嶋や酒店で見学の旨を伝え…
2軒先のミュージアムへ!
館内。
展示バットの総数500本!👀
福本! 和田! 栗山! 今岡! 藤田平!
ランス! ミヤーン! ブコビッチ! ライトル! タイロン!
長嶋! 王! イチロー!
ベーブ・ルース! タイ・カップ! ルー・ゲーリック!
金本! 谷繁!
次回注文時の改良点や要望が、バットに直に書き込んである物も多く展示してある😉
上の写真の金本氏のバットにも書き込みが!
江川! 西本!
落合!
バース! 掛布! 岡田!
バックスクリーン3連発トリオのバット揃い踏み!!
バースのバットが一番グリップが細い。
先端部が重くなる故、パワーがないと、とても振り回せない代物だそうです。納得!
この館や、バット工房を訪れた選手たちのサイン。
掛布! 真弓! 下柳! 広沢! 小久保! 長嶋一茂!
バットの展示販売もされています。
バットの端材を使ったオリジナルグッズ3種。
ここへ行かれる際は、事前連絡をしておけばスムーズ。
提携バット工房と合わせての見学がオススメです(^_^)b
余談ですが、青春ドラマを彷彿とさせるパフォーマンスで話題のプロレスラー💪、“大家健”選手は南砺市の出身です(^_-)